カシオ2017年モデル、高校生用電子辞書エクスワードXD-G4800とXD-G4900の違いは?選ぶのはどちら?

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高校生の必須アイテムとなって久しい電子辞書。
高校によってはメーカーや機種が指定されている場合すらあります。

学校で指定されている場合、選ぶ余地はないのですが、もし自由に選べて迷っている
なら参考にして下さい。

迷うと言っても選び代はあまりなく、2~3種類のどれか・・・ということにはなる
のでしょうが・・・。

人気ナンバーワンのカシオ電子辞書高校生用は毎年3機種あります。
ベーシック、アドバンス、ハイスペックモデルと一応区分はされているようですが、
難関大学受験を最初から視野に入れている場合ベーシックを
選ぶ事はあまりないと思います。

大学受験を見据えて選ぶなら最新型!という前提で迷うなら高機能のXD-G4800と、
その英語強化版XD-G4900という事になるはず・・・。

決め手は”追加アイテムが必要かどうか”この1点で考えていいと思います。
欲しいアイテムがあれば、迷わず4900。
なければ、あえて4900を選ぶ意味はあまりあるとは言えません。

今年のモデルならば、筆者の結論は4800.
TOEICの内容変更について行けるコンテンツがなく、漠然と削り落としただけ
の4800。
しかも4900でもその対応は取っておらず、20コンテンツもの追加はしているけど、
それでさほどレベルの高い英語学習ができるという訳でもなさそう。
追加コンテンツは以下をご覧ください。

ただ、もともとのエクスワードの持つコンテンツ量は膨大で、TOEICアイテムが
ない程度で基本の学習に問題が出る訳では決してない。
そこは大前提での話です。

ここまでたどりついた読者はどう考えるでしょうか・・・。

ベーシックモデルのXD-SC4300が劣るだのボロイだのという訳ではもちろん
ありません。

単純にコンパクトな辞書として割り切って使うならむしろこの方がいいくらいで、
私などは今高校生ならベーシックを選んでる可能性が大きいと思います。
一応6教科対応のコンテンツも少し入ってます。
単語帳や年表の代わりにもなりますしね。

ベーシックアイテムはコスパが悪いだ何だとバカにしたような内容のカキコも結構
見られますが、こと受験用アイテムのコスパは本来コンテンツと販売価格を天秤に
かけて判断するものではありません。

合格に当たって、どこまでうまく使いこなせたか、役に立たせることができたか、
そこが全てです。
コスパを決めるのは最終的には自分自身がどう使うかにかかっている訳です。

さて、4800/4900の2機種、ハードに関しては昨年通り全く同じ。
操作に差がないので、どちらを選んでも仮に授業中のカリキュラムとして使う場合
にも、差し支えたりするような問題はないと考えていいでしょう。
並べてみるとこんな感じで、まるきり同じです。

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2015、2016年モデルの場合、4900に加えられているコンテンツ数は10で、4800が170
、4900が180となっていました。

2017年は4800のコンテンツ数は2016年モデルから減少。
トータル150コンテンツになっています。
さらに、4900で4800に追加されているのは20コンテンツで2015,2016年の倍です。

追加コンテンツと価格を天秤に測るなら、コストパフォーマンスは高いものになる
と言えるかも知れません。
ですが、今年に関しては別の考え方もできなくはない事情があります。
これは後述します。

XD-G4900で4800に追加されているコンテンツ20は以下の通りです。

日本語コロケーション辞典
リーダーズ英和辞典 第3版
リーダーズ・プラス
オクスフォード連語辞典
ロングマン英語アクティベータ 第2版

改訂版キクタン【Super】12000
キクタンリーディング【Advanced】6000
キクタンリーディング【Super】12000

改訂版キクタンTOEICTEST SCORE800
改訂版キクタンTOEICTEST SCORE990
英語発音クリニック

表現のための実践ロイヤル英文法
英単語ターゲット1900 5訂版
英単語ターゲット1900 5訂版 実践問題集
英熟語ターゲット1000 3訂版
英熟語ターゲット1000 3訂版 BRUSH-UP TEST

敬語早わかり辞典
言葉の作法辞典
日本語知識辞典
日本国憲法

基本的に単熟語の強化とTOEICスコア対策アイテムの追加となっています。
スコア対策と言っても、単語のみです。
特に何かを大幅に強化する!!
という強い意図を特別に感じられるような追加内容とはあまり思いません 。

これまで4800に対し4900で強化されてきたのはTOEIC系コンテンツでした。
しかし、昨年の2016年XD-Y4800に対し2017年XD-G4800ではかなりTOEIC系アイテムが
削除されています。

例えば・・・
はじめての新TOEICテスト全パート教本
TOEICテスト新公式問題集
TOEICテスト新公式問題集 Vol.3
TOEICテスト新公式問題集 Vol.4
TOEICテスト新公式問題集 Vol.2
新TOEICテストスコアアップ
新TOEICテストハイパー模試 改訂版
新TOEICテスト英単語・熟語マスタリー2000
TOEICテストボキャブラリー730
TOEICテストイディオム730

こういったものがきれいになくなっているのです。

加わっているのが
改訂版キクタンTOEICTEST SCORE800
改訂版キクタンTOEICTEST SCORE990
の2アイテム。
ターゲットスコアは上がっているものの、コンテンツボリュウムで、英検、TOEFL、
TOEICを比較すると全体的にTEICがしぼんでいることになります。

確かに、
TOEICは2016年5月、XD-Y4800/4900の発売後に内容が大きく変わっています。
試験内容も変わっており、対応したコンテンツが間に合わなかった・・・
といった、コンテンツ制作側の都合もあるのかも知れません。

でもそのために大幅なコンテンツ数減少があったなら、ちょっと手落ち感が
否めない。

間に合わなかったから、削っただけ?

そのあたりがちょっと引っかかる点です。
受験というより、ビジネス色の強いTOEICですが、英語力の評価方法として
信頼は高く、このスコアは多方面で通用します。

TOEICアイテムが電子辞書に欲しかった人にとっては残念な内容でしょう。

ちょっと価格差を見てみましょう。
紹介しているのは4/24現在の数字で、最新の価格は必ず確認下さい。
ホワイトモデルの価格.comの最安値を比較すると・・・
4800は「29379円」
4900は「34000円」

その差は4621円です。
コンテンツ差から考えるとたった・・・・

なのですが、エクスワードのコスパは上述の通りあくまで使い終わった後の
結果ですので、そこは間違えないで下さい。

欲しいアイテムが4900の追加コンテンツにあれば、迷わず選べばOK。