ブルーエア空気清浄機[450E」「650E」、余計な謳い文句なし!こだわるのは基本機能!

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空気清浄機選びは基本機能の比較が最も大事!

いい空気清浄機は基本機能をきちんと追った設計されてるか?が判断基準。

いまどきは、様々な機能満載の製品が売れ行きの上位を占めています。
しかし、空気清浄機のように機能そのものは単純な場合、本来の仕事をちゃんと
してくれる仕様になっているか?は非常に大事。

付加機能が本来の機能を大きくジャマしたり、どちらが本来の機能なのか分からなく
なってしまっていないか?ということです。

もちろん、数字に出る機能だけの話ではなく、使用環境耐久性などへの配慮も含んでの話で、です。

最近の空気清浄機を一通り調べてみると分かりますが…

国産大手のメーカーは上位機種が軒並み加湿機能付きになってしまっています。
その比率にちょっとびっくり!!してしまいます。

もちろん、その製品を一押しにする訳なので、売れ行きに関しても加湿機能付きの
独壇場となってしまっています。

特に専門知識などなくても少し考えてみるとわかるけれど・・・。

水分のある所には、かなりの早さで細菌が繁殖する。
まして空気清浄機はカビ類を空中からかき集める
のが目的なのだ。
その巣窟にわざわざ湿気を供給するのだから、どうなるかおぞましくて考えたくない。

しかも、フィルターは10年交換不要なんて、大きく表示してる。
自分の使い方を考慮せずに真に受けたらえらいことだ。
空気を清浄にするためのハコの中で、10年菌・カビを培養し続けているようなもんだ。

当然漏れ出てしまう。
菌・カビを取り除くためのフィルターでどんどん増えていき、時期が来ればそこから
どんどんまき散らす。

そんな機能、抱き合わせて欲しくないのだけど、そうなると選びしろがあまり
なくなってしまう。

空気清浄機は確かに差別化という観点からは難しいと思う。
原理が極めて単純だからだ。
なので競争に勝つためには何か、引き付ける目玉が欲しい気持ちはよく分かる。

そんな時よくやってしまうのが、ひたすら消費者の不満を解消し、希望を付け加える
という商品開発です。

それでなくても日本人はあれもこれもの多機能好きなのですよ。
   ▲何か欲しいものは?
   ▲何か不満なところは?
と聞かれると、何でもかんでも欲しがる。

とどのつまりの典型がガラケーだ。

でも、使わない機能がいくら付いても、基本機能に絶対的な強みがあれば、それは
それでい~か…
となることもあるのですが、そうじゃないから気に入らない。

基本機能で差がつかないからって、それを二の次にして効果があるかどうか実感も
できない付加機能にひたすら走るなんてマネはそろそろ止めてもらいたい。
ねえ、シャープさん…。

さて…
空気清浄機にとって最も大事な働きは2つある。
短時間にいかに多くの空気を吸い込み、フィルターに通す事ができるか?

②フィルターの能力をいかに落とさず大量の空気を通すか。
言い方を変えるといかに効率よく空気を通すか。

となる。
言葉にすれば単純だけど簡単かと言えば、そうでもない。
なぜなら、なかなか納得のいく商品がないからだ。

それは、空気の通過量の数値だけではないプラスαが効いてくるからだ。
冒頭で述べた基本機能を追った設計の意味がここにある。

探してみて初めて気になった存在がある。
国産と、輸入各1社。
ブルーエアと、カドー
聞いたことがあるだろうか?

家電で輸入品というの正直あまり信用してない。
いい製品でも使用環境が違えば設計が違い、機能が発揮できないことが考えられる。
キッチンものなんかはまだそうでもないけど、環境改善ものについてはまず、疑い
の目で見てかかるのが常だ。

日本専用モデルというなら・・・別だけど。

なのだが、空気清浄機には、世界的な基準ともなっている評価機関がアメリカに
ある事を知っている人は少ないはず。

ここでの良い評価を得るために、世界中のメーカーがしのぎを削っている。
先の2つのメーカーはここで最高の評価を出している。

カドーは大手家電メーカーの退職社員が立ち上げたベンチャーだけど、国産メーカー
(生産は中国・・・)。
日本のメーカーで最初に最高の評価を出したのがここで、一躍注目を集めたのだ。
ただ、現在先の機関に評価を受けたメーカー一覧にその名前が見当たらない。
(ちなみに、現在ではダイキン、シャープもこの機関の推奨メーカーとなっている。)

最も機能は引き継いでいるだろうし、デザインもなかなかいい感じ。
ただ、お値段もそれなりだ。
ちょっと手が出しにくいかな…

生産体制やクレーム対応など、大事なところでベンチャーの弱点が出かねないし。
どのくらいのサイズがいくらなのか?
以前はなかったけど最近はアマゾンでも扱っているので、価格を確かめて欲しい。
価格チェックはこちら→カドー空気清浄機 アマゾン

ただ、カドーは空気清浄機に超音波加湿器を抱き合わせたモデルを出した。
私としてはこの時点で選択からは外れる。

一方、ブルーエアーは現在も最高値を出し続けている。
まあ、最高値出してるのはフラッグシップモデル650Eではあるけど。
ブルーエアーの詳しいバリエーションはホームページでも見てもらうとして…

一般家庭で使えるモデルは4種類。
ベーシックラインと呼んでるシリーズが3種。
39畳向け:650E
21畳向け:450E
12畳向け:270E
と、「Sence」というデザインを多少重視した8畳向けのものが1種。

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↑映像は左から順に650、450、270。真ん中はブルーエアCEOの「ベント・リトリ氏」
 大きさの比較に・・・

比べてみないとわからないけど、各モデルで空気の出入りの構造が異なる。
空気清浄機は設置した室内に一定の空気の流れを作ることも設計上大事になる。
室内の空気をかき回し、ホコリを散らしながら、偏りなく吸い込むのが最も効率が
いいからだ。

床まで落ちてしまった菌カビ、ホコリは空気清浄機ではもう吸い込めない。
その目的からすると、どこから吸ってどこから吐きだすかはとても重要になってくる。

その意味で日本の住環境で使うには、解せないモデルもあるので、自分で手に入れる
なら450Eか6畳未満の個室ならSenceだろう。

最も、10畳を超えるような大き目の部屋に使いたいなら、最高性能の650Eで決まりだ。

断っておくが、条件が許すならできるだけ大きいモデルがいいのは分かった上での話。
シビアに空気清浄しなきゃいけないのならば650E以外の選択はない

1番手頃そうな270Eは疑問が先に立つ。
なぜか背面吸気の上方排気だ。
シャープと同じ…
なぜに背面?と思わざるをえない。

壁際の吸気面に部屋中の空気を集められるだろうか?
排気は上方なのに。
壁に正面を向けて使うならありかも知れないけど。

もう一つは、集塵の要、イオン化の構造が解せない。
これについてはまだはっきり確認が取れてないけれど、
ブルーエアのうたい文句「Silent HEPA テクノロジー」が、このモデルについては
疑問があるようだ。

さて、650,450の本体は味気ないただの箱みたいだ。
金属フレームの筐体なので、頑丈そうではあるが違和感のある存在感になるかも
知れない。

PCサーバーのようだとよく言われるが、そうも見える。
そういう場所に設置する事を考えての設計だったのかな?

しかし、この丈夫な、空間の大きな筐体は日常の運転で威力を発揮する。
最大風量に関してはもはや450はトップではない。
国産にも、同クラスで450を上回る風量を持つものが出ている。

ただ、空気清浄機は回しっぱなしが基本だ。
その中で全開運転が占める時間はわずか
大半が中~低速になるが、フィルター前の本体空間に余裕があり、しかも丈夫な
フレームのせいで無駄な運転音が少ない。

長期間使い続けると、プラモデルとの差はだんだん大きくなってくるはず。

そして集塵能力。
レビューに目立つのが、国産フラッグシップモデルで防げなかった花粉などの
アレルギー症状が劇的に変わる・・・というもの。

確かにCADR値という能力表示の数値はあるけれど・・・
650だけでなく、450でも同じ意見が目立つのだ。

狭い空間でいい数値を出すための試験のための試験データでごまかさず、実際の住環境
に近い広さでテストを繰り返した効果というのがこの辺に出ているのかも知れない。

フィルター能力の表示がまさに設計思想を表している。
方や「10年交換不要」とおお書き。
ブルーエアは半年で交換をはっきり推奨している。
もちろん、使い方によってこの数字は変わる。
フィルター寿命を延ばす使い方を工夫することも当然できる。

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そりゃフィルター代は安く済むに越したことはない。
でも、フィルター代の節約最優先なのならば、空気清浄機の存在自体があまり必要ない
ような気がする。

安い買い物ではないので、価格チェックは忘れずに。

450、650ともに新品での入手は難しくなってきており大手通販の検索では出てこない
かも知れません。
どちらもリニューアルモデルに引き継がれています。

リニューアルモデルの紹介は→こちら